しろノート

-とある留学生の学びメモ-

英語学習や留学生活でも使える心理学3つ

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 こんにちは、アメリカ留学中のしろです。僕は実は結構な怠け者だったりするんです。それで、こんな自分をコントロールする方法はないかなーと調べていたところ、心理学がどうも使えそうだということになったんですが、心理学の本ってなんか固そうなのが多かったんですよね。ですが今回、漫画付きで心理学の基本を解説してくている

「なるほと?! 」とわかる マンカ?はし?めての心理学という本を発見して、これなら簡単そうだと思って読んでみました。この本は、日常行動のナゾ、友達の本音、恋愛、職場で役立つ、自分のココロの5つのトピックに関する心理学を解説していて、留学生活や、勉強に使えそうな知識もたくさんあったので、今回は僕が大切だと思った知識を3つほど紹介しようと思います。

 

 

心理学とは

行動や思考に隠されている心の働きを解き明かすのが、心理学です。怒りっぽい人の裏側には不安やコンプレックスが隠されていたり、自慢話ばかりする人には自信のなさが隠されていたり、表面的な態度だけではわからないことに気づくと、ものごとの見方も変わってくるでしょう。

 

 このように、心理学は普段、人々が何気なくとっている行動や、考えている時の心の働きを考える学問です。

 

こうした、心の動きを動きがわかると、それを仕事や恋愛などの人間関係や、自分を理解しコントロールすることに役立てることができます。

 

もちろん、100パーセント人の心を見抜き、自分をコントロールするのは無理そうですが、スポーツや武道で技を学んだ人が素人より強いように、人生を有利に進めていくためのテクニックとして使えます。

 

心理学は、近年多くの分野で活用されていて、商品開発やマーケティング、社会問題の解決、学校や病院などで使われていますが、

なんで僕は緊張しやすいんだろう?や、気になる相手と仲良くなるなるにはどうすればいいんだろう?などのような日常の疑問を答えてくれるスキルとしても使えます。

 

 

より多くのことを記憶する

留学でも英語学習でも記憶は超大切というか、記憶することが山のようにあります。でも大丈夫、

記憶しやすいものにはルールがあるそう。

強く記憶に残りやすいものとは、「意味がわかりやすいもの」「ルールがあるもの」「何かを連想しやすいもの」「イメージが浮かぶもの」「注意を向けているもの」「興味があるもの」「覚えたいことを確認できるもの」です。

 

 

つまり、覚えたいものにそういったつけてあげるとより記憶に残りやすいかもってことです。

例えば、よく覚えたい英単語の画像を検索してみたり、絵を描いてみるといいって言いますよね。あれは科学的に正しい方法だったんですね。実際僕は、新しい単語を学ぶ時最低1回はグーグルで画像検索しています。それで、どうしても覚えられない単語は自分で単語帳に直にイラストを描いたりして覚えています。

 

大きな目標を達成する

皆さんは、英語を使えるようになりたいとか、留学したい、または成功させたいなど様々な目標を持っているかと思います。僕も、自分の英語力をネイティブレベルにしたいなとか、留学生活を良いものにしたいなとか思っています。でも、ゴールが遠すぎてモチベーションが続かないかもなと思う時か、達成できないかもと不安になる時もあります。では、そういった大き目の目標を達成するにはどうすれば良いのか?

 

大きな目標を達成するためには、目標を小さく分割し、小さな達成感を積み重ねていくことが大切です。目標を小さく分割するとゴールが近くなるため、それを達成しようとする気持ちが強くなります。実際にやり遂げ、達成感を味わえば、先へ進むモチベーションもアップします。

 

と著者は書いており、心理学の「目標の欲求勾配仮説」という仮説を紹介しています。

目標の欲望勾配仮説・・・目標に近づけば近づくほど、その目標の価値が高まり、達成したいという欲求や動機が強くなるという仮説。

 

つまり、大きな目標は、1つ1つがすぐに達成可能な目標になるまで分解して、その目標を達成していくことで、達成感や前に進んでいる感じを得られるのでどんどんモチベーションがアップしていく、ということですね。途方もない時間がかかりそうな目標でも、小さく分けてしまうことで、簡単に見え始めやすくなります。

僕も月や年単位の目標を1日でできるレベルの目標に分解したりして、早速使ってみようと思います。



ネガティブからポジティブに

英語学習も留学も結構困難が多いので、ネガティブになるときもあると思います。ネガティブになりそうな状況で、どういうことをすればポジティブになれるのか?どうやら言葉の使い方を気をつけたらよいそうです。

”心理学では、簡単な「言いかえ」で、人に与える印象を大きく変えることができることがわかっています。これはもちろん、自分の意識を変えることにもつながります。”

ポイントは2つで

まず1つ目が、「否定形」をなるべく使わないこと。自分自身をネガティブにとらえている人ほど、「ない」という言い方をよく使うことがわかっています。

 

例えば、

「わからなくはなかった」→「少しはわかった」

「あと2日しかない」→「まだ2日ある」

 

どうやら否定形の言葉は他の人の意識にもネガティブな気持ちを呼び起こすそうなので、できるだけ「肯定形」を使いましょう。

 

2つ目は、「能動形」を使って表現すること。心理学的には、「受身形」の言葉はあまり良い印象を与えないとされています。

 

例えば、

「私は嫌われている」→「私を嫌っている人はいる」

「急いでやらされている」→「急いでやっている」

 

この2種類の言いかえで、ネガティブなワードが少しだけ前向きな印象になったんじゃないでしょうか。こういった言いかえで、物事をポジティブに捉えやる気を保ちましょう。

 

最後に

この本は、1ページ程度の漫画でまずシチュエーションを見せて、そのあとに1ページほどの文章で解説という感じでした。最初から順番に読んで行かないとわからなくなるということもなく、空いた時間に気になる知識を得られたのでとてもよかったです。他にも、プレッシャーに強くなる方法や、人はなぜ怒るのか?というような日常生活に使えそうな知識が多く書いてありました。うまくまとめられていて、心理学初心者の僕でも理解しやすかったでし、普段の学習や留学生活中にいくつか使ってみたいなと思いました。心理学に興味があるという方は1回手にとってみてはどうでしょうか?

 

「なるほと?! 」とわかる マンカ?はし?めての心理学

「なるほと?! 」とわかる マンカ?はし?めての心理学