【現役留学生が教える】コミカレ数学の特徴・良い成績を取るコツ
こんにちは、現在コミカレに通っているしろです。
僕は、コンピューターサイエンス専攻なので、数学のクラスを多くとる必要があるので
すが、ここまでPreCulculusからCalclus3まで通常の数学のクラスは取り終えました。
Calculusの内容が興味ある方はこちらをどうぞ→Calculus1,2,3に関する記事
ちなみに、成績はというと4つのクラスを受けて、数学だけの平均GPAで3.5で、まあ
AとBが半々くらいで、難しいクラスの割には良い成績かなって感じです。コミカレのク
ラスの難易度は教授の良し悪しでかなり変わってくるのですが、PreCalclusの時にその
ことを知らなくて空いている教授を受けたらBをとってしまったのでそれが少し痛いで
す。でも、その後のクラスは難しいクラスですが良い教授に恵まれてなんとか好成績を
取れました。
今回は、僕のこれまでの経験をもとに、
コミカレの数学の特徴と良い成績を取るためにやったことをまとめます。
あくまでも僕の場合の話ではありますが、皆さんの参考になれば幸いです。
コミカレ数学の特徴
クラスは少人数制の座学
まず、コミカレのクラスと言うこともあって、多くても30人未満の少人数でのクラスでした。クラスは全ては座学で行われました。これは、数学に限った話ではないのですが、僕がアメリカの大学と聞いて想像していたような、コミカレのクラスは基本的にディスカッションを多くする自由なクラスというわけではなく、日本のクラスと似た感じの座学でした。教授が教室の一番前に立って授業を進め、生徒はそれを聞き、ノートをとるという感じです。教授によっては生徒に質問し答えさせる人もいますが、そういう教授はあまりいない上、そういう人でもたまにしか質問をしませんでした。少人数のクラスのため、逆にクラス内で生徒から教授への質問というのはしやすい雰囲気で、よく質問が出ていました。
授業のまとめはプリントかノート
これは評価の良い人気の教授の話ですが、授業でやる内容を全てプリントにまとめて、授業前にクラスに配ってくれました。他にもプリントは配らないけど、授業でやる内容をまとめたものの写真を生徒に撮らせる教授もいました。あまり評価の良くない教授のクラスでは、板書を全てノートに書かせていました。
公式は暗記が基本でも稀にチートシート
コミカレの数学では公式がたくさん出てくるのですが、基本的にテストまでに暗記でした。僕自身、アメリカに来る前はアメリカの数学は暗記しないって思い込んでいたんですけど真逆でした。でも、さすがに学期末の1番大きいテストであるファイナルでは、どの教授もチートシートといって、ある程度書いて良いものは決まっていますが、カンニングペーパーの持ち込みを許可してくれました。(大きさは、教授によってコピー用紙サイズから、スマホの画面サイズまでいろいろでした。)
学期前半は基礎をやって、学期後半は応用
コミカレの授業は結構基礎の基礎からやることが多く、前半はほぼ基礎でした。
なので、覚えることがたくさんあり、なかなかに大変でした。後半は、前半で覚えたこ
とを使っての応用になってくるので、難易度は上がりますが覚えることは少なく、暗記ばかりの前半に比べて個人的には後半の方が楽しかったです。
クイズやテストで成績が決まる
僕の受けてきた数学のクラスでは、定期で出る教科書の宿題は別に提出する必要がなく成績に反映されませんでした。その代わりに、時々テイクホームクイズと言う家に持って帰って良い小テストが出て、それは成績に反映されました。僕の受けていたクラスでは学期内で、7つほど出て、良い成績の4つだけが成績に反映されると言うものでした。あとは、定期テストが3回とファイナルと呼ばれる大きいテストがあり、それが大方の成績になりました。僕の受けたクラスの教授は全員、救済処置という形で、定期テスト3回のうち1番点数が低いものの点数の割合を、ファイナルのテストの割合が上回ったら、ファイナルの割合を低い点数のテストの割合に置き換えてくれるというものがありました。
最終成績は90%以上だったらA、80%以上でB、70%以上でCだったと思います。
教科書が分厚い&授業では使わない
コミカレの数学のクラスに入って教科書を買ったのですが、これがとてつもなく大きく分厚いものでした。厚さはだいたい5センチくらいあってとても重かったです。1番最初にあまり評価の良くない教授のクラスを受けた時は授業では使わないけど毎回持ってきてと言われていましたが、それ以降の教授は持ってこなくて良いと言っていました。というのも、教科書は宿題として出されることはあっても、授業で使うことは基本なく、教科書の内容を質問したい時に生徒が持って行ってる感じでした。
先ほども少しあげたように、この宿題は任意のものでここの範囲がわかればテスト大丈夫だよというものだったので僕はほぼその教科書に触れることはなく、触れてもたまに解説を興味本意で見るときだけでした。(でも難しくてわからない)ちなみに、教授の出すテストの問題の形式は教科書の問題とは大きく違っていたので、やらなくても問題は特にありませんでした。
テストは普通の電卓のみ許可
アメリカの数学のクラスでは電卓を使って良くて、そのため大きい数字を扱うことも多く電卓は必須です。ちなみに、評価の悪い教授のクラスを受けた時に、コミカレの数学では関数電卓というグラフもかける電卓が必須と言われ、100ドル以上したのですが購入しました。しかし、その電卓はテストでは使わせてもらえず、テストで使えるのは普通の電卓のみでした。さらに、他の教授の授業を受けた時は、その電卓は使わないと言われ、テストでは普通の電卓しか使ってはいけないため、使う機会がありませんでした。
いい成績をとるコツ
良い教授のクラスをとる
コミカレでいい成績を取る時にもっとも重要と言ってもいいのが、教授の評価を事前に評価サイトで確認してからクラスをとるということです。あとは、コミカレで知り合った人たちからどの教授がいいか聞くのもいいです。良い教授のクラスは本当にいいですが、悪い教授のクラスは教授があまり教え方がうまくなかったりするので、難易度が異常に高くなります。良い教授のクラスをとることができれば大分良い成績を取りやすくなるので、良い教授のクラスをとるのは超大切です。
インターネットをどんどん使う
教授の解説や、教科書の解説がわからない時がどうしても出てくると思います。そこで、教授に聞きに行くのも手ですが、自分にあった解説をしているサイトや動画をネットから探してくるという方法もあります。ネット上にはいくつもの良質な解説があるので、どんどんネットで検索してみてください。
オススメのユーチューブチャンネル
学期前に予習をしておく
クラスが始まる学期の前にある程度、予習をしておくのも役に立ちます。僕は、クラスでやる範囲を事前に学校のウェブサイトで調べてそこで見つけた単語を調べてみたり、その範囲に関係する日本語の動画解説を見ながら勉強していました。こういったことをしておくと、学期の初期に良いスタートをきれます。
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