しろノート

-とある留学生の学びメモ-

【現役留学生が教える】コミカレの英語の授業でエッセイを出すまでの流れ

 

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 みなさんこんにちは、コミカレ生のしろです。僕は今までコミカレで英語の授業を2つ受けてきて、エッセイの出し方がだいたい一緒で、他のコミカレを知っている人もだいたい同じと言っていたので、その具体的な流れを紹介していこうと思います。

 

まずコミカレの英語の授業で何をやるかですが、基本的にはエッセイを書くライティングの授業です。学期を通して、エッセイを書いたり、文法を学んだり、リーディングをしてその感想を書いたりします。これらのクラスの点数は基本的にエッセイで決まります。テストは小さめの文法のテストがあるくらいです。エッセイは全体を通して4つほどつほど書きます。これらが他の科目でいうテストに当たります。ファイナル(学期末テスト)もこの中に入ります。もちろん、全てのコミカレがこうだとは言い切れないですが、多くのコミカレがこんな感じだと思います。ですが、あくまでもコミカレの英語の授業の一例だと思って読んでください。コミカレに興味がある方や、通う予定のある方、これからコミカレで英語の授業を受ける方はみといて損はないと思います。

 

 

  

1.課題の内容を読む

 まずは先生から出された課題の内容が書いてある紙(またはpdf)をしっかりと読み込みます。

そこには、課題の期日、内容、書式、最低文字数、注意点などが書いてあります。

課題の期日は基本的に3つ〜4つあります。この後説明しますが、ドラフト1、ドラフト2、レビュー、ファイナル(ここでいうファイナルとは清書のこと)です。ドラフト2とレビューの期日が同じ場合と違う場合があるため3つ〜4つと書きました。最初のドラフト提出までは基本的に課題が出てから最低でも1週間は時間があります。

内容とは、そのままの意味でどういうテーマで文をか書けばいいのかということです。その説明が、長文でまとめられています。

書式は文章を書く型で基本的にMLAフォーマットと書かれていると思います。

 

MLAフォーマットについての説明はこちらからどうぞ。

usa-ryugaku.hatenablog.com

 

最低文字数は僕の受けてきたクラスは基本的に750文字でした。ただし、3ページページ以上書くこと、とも書かれていました。(場合によっては750文字行かなくても3ページを越えるが、この両方を満たす必要がある)最大文字数は基本的にはないので、かける人はどこまででも書いて大丈夫です。

注意点は、先生からのお願いのような感じで、こういう風に書いてくださいということが書かれており、その指示に沿っているかでエッセイの点数が変わってきます。例えば、過去の経験を話すエッセイの場合、そのエピソードの途中から描き始めてくださいや、ディテールをしっかり書いて、初めて読んだ人でもあなたの見たものがわかるよう説明してくださいなどがありました。

 

2.ドラフト1を書き提出

課題の内容を確認したら書き始めます。このドラフトは内容や文法の間違いは基本気にせず書いても大丈夫なので、自由に書きましょう。この時点の採点には影響しないことが多いですが、MLA フォーマットはこの時点でしっかり作っておきましょう。僕のドラフトのやり方を軽く紹介すると、まずこのエッセイに書きたいことを日本語で紙に書き出して、それを整理します。次にドラフトを適当でもいいのでパソコンを使いかきます。書き終わったら、それを読み返し、おかしいところを直したり、説明が足りないと思うところを付け足していきます。この時点でだいたい最低文字数は超えていますが、超えてない場合は、段落を増やしたり。より詳しい説明を付け足したりします。ドラフトを書き終えたら、先生に提出します。オンラインの場合ばデータを送ればいいですが、そうでない場合は、プリントアウトして、ホッチキスでまとめて提出です。(違う場合は先生の指示に従ってください)このドラフトもクラスの成績に入りますが、そこまで大きくないので、基本提出すれば点数をもらえます。

 

3.ドラフト2を提出、レビューをする

前に出したドラフトは先生に添削されコメント付きで帰ってきます。(オンラインだとないことがある)そのコメントを元にドラフト2を書いて、提出します。(期限は1週間くらいある) ですが今回は先生だけでなくクラスメイトにも渡します。(オンラインの場合は他の生徒にも見れる状態で先生に提出する。ここで、やるのがPeer Review(ま他の名をpeer response)です。これは他の生徒のエッセイを見て、意見を書いてあげる作業です。1人〜2人に意見し、逆に自分も意見をもらえます。そこでもらった意見を元に、またエッセイを書き直します。

 

4.ファイナルドラフトを書き、提出する

ドラフトとついていますが清書です。(なんでドラフトかは知りません)先生や他の生徒にもらった意見を元にエッセイをよりレベルアップさせて完成したら。最後に文法の間違いやスペルミスがないか注意深く確認します。そこまでできたら提出です。レビューから清書までの期間がだいたい3日間と少ないので、あまり大きな変更は避けたほうがいいです。

 

5.採点され帰ってくる

先生に提出されたエッセイは早ければ1週間ほどで点数付きで帰ってくると思います。採点基準は、宿題を出された時か、エッセイを書いている期間中にもらえると思います。どんな基準か、僕の場合の例をあげると1つ目が、最低文字数に達していて、文章の内容が課題にあっているか。2つ目が文法やスペルミスがないか。3つ目はしっかりと整理された文になっているか、4つ目がしっかりとディテールが書き込まれているかです。それぞれの基準に何段階か評価があって、自分のエッセイがどこに当てはまるかで、点数が決まります。

 

最後に

英語のクラスは結構宿題が多いです。さらに、English101と言われる大学レベルの英語の最初のクラス、つまりアメリカ人にとっての英語の授業を受ける時は最初は結構ペースの速さだったり、英語で英語を学ぶという状況に戸惑ってしまうことも多いです。その状況をどう抜け出せばいいかの記事はまた今度あげようと思いますが、大事なのはエッセイです。エッセイがこの授業の成績の大部分を占めているため、この授業を乗り切れるかはエッセイにかかっていると言っても過言ではありません。でも安心してください。もし、エッセイに自信がなくてもコミカレにはライティングを手伝ってくれるところが大体あります。エッセイを頑張って英語のクラスをしっかりと乗り切ってくださいね。

 

 エッセイのルールについての記事↓

usa-ryugaku.hatenablog.com

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